JAXA -宇宙航空研究開発機構-

宇宙航空研究開発機構
追跡ネットワーク技術センター

事業概要

技術開発(3)スペースデブリ観測

技術開発(3)スペースデブリ
  • スペースデブリは「宇宙ゴミ」とも呼ばれ、役目を終えた人工衛星やロケットなど地球軌道上周回している物体の総称です。
  • スペースデブリは小さな物体でも高速(秒速3km~7km以上)で地球軌道上を周回しているため、人工衛星に衝突すると人工衛星を破壊する力を持っています。また、大気圏へ再突入する物体も有ります。
  • 追跡ネットワーク技術センターでは、「スペースデブリの軌道の把握」、「JAXA衛星のスペースデブリとの衝突回避のための軌道制御計画」、「スペースデブリの大気圏再突入解析」など、スペースデブリに関する解析能力の向上に取り組んでいます。

宇宙状況把握(SSA)システム

宇宙状況把握(SSA)とは?

SSAシステムプロジェクトチームロゴ画像SSAシステムプロジェクトチームロゴ

人類の宇宙活動の発展に伴い、地球の周りをまわる人工衛星やスペースデブリの数は年々増加し続け、地球周辺の宇宙空間における宇宙物体どおしの衝突の危険性は高まる一方です。
天気予報のための気象衛星、BSテレビを見るための放送衛星、カーナビのための測位衛星。私たちの生活は、今、そういった人工衛星たちに支えられています。そんな人工衛星たちが飛んでいる宇宙空間をこれからも安定的に利用するためには、スペースデブリのような宇宙物体の軌道を把握して管理することが大事です。
それが宇宙(Space)、状況(Situational)、把握(Awareness)、SSA、です。

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