JAXA -宇宙航空研究開発機構-

宇宙航空研究開発機構
海外機関との連携

海外機関との連携

追跡ネットワーク技術センターは、宇宙ミッションの相互支援・相互運用を推進するため、世界の宇宙機関と、様々な連携を行っています。
SpaceOps

SpaceOps

SpaceOps(International Conference on Space Operations)は、宇宙ミッションの運用と地上データシステムに関する最新の運用概念、方法、技術、ツール、経験を発表・議論する国際シンポジウムです。世界の主要な宇宙機関が協力して1990年から2年に一度開催しています。JAXAは、米航空宇宙局(NASA)、欧州宇宙機関(ESA)、仏国立宇宙研究センター(CNES)、独航空宇宙センター(DLR)、伊宇宙機関(ASI)、加宇宙庁(CSA)、ブラジル国立宇宙研究所(INPE)、韓国航空宇宙研究院(KARI)、米大気海洋局(NOAA)などとともにその中核を担っており、追跡ネットワーク技術センターでは、2018年のSpaceOps(開催地:東京)をホストしました。

IOP・IOAG

IOP(Interoperability Plenary)は、宇宙通信・航法における協力と適合性・相互支援・相互運用の拡大を推進する、世界の宇宙機関の追跡管制・ミッション運用部門トップの会合です。IOAG(Interagency Operations Advisory Group)は、IOPの下で、宇宙機関間の相互支援の実現と宇宙通信・航法の相互運用レベルの拡大のために、共通ニーズの同定や、政策・上位レベルの手続き・技術インタフェースの調整を行っています。JAXAは、米航空宇宙局(NASA)、欧州宇宙機関(ESA)、仏国立宇宙研究センター(CNES)、独航空宇宙センター(DLR)、伊宇宙機関(ASI)、加宇宙庁(CSA)、露連邦宇宙局(RFSA)、韓国航空宇宙研究院(KARI)、英宇宙局(UKSA)などとともに、IOP・IOAGに参加しています。

CCSDS

CCSDS(Consultative Committee for Space Data Systems)は、宇宙データシステムの開発と運用に関する共通の問題を議論する場として、1982年に世界の主な宇宙機関により設立されました。以来、データシステムや情報システムの規格に対する勧告を数多く生み出すことで、宇宙機関間の相互運用と相互支援を推進するとともに、複数宇宙機関の共同ミッションや将来ミッションのための新たな能力実現を可能にしました。CCSDSは、現在、11機関をメンバー、29機関をオブザーバー、151機関をアソシエイトとして、活動しており、JAXAも、設立以来のメンバーとして、参加しています。